研究開発課題
01
水道管の老朽化対策技術の開発
高度成長期に敷設された水道管網は老朽化が進行しており、漏水事故や崩落事故が増加しています。
本研究課題では埋設水道管と水管橋を対象に、アクチュエータとセンサを統合した手法のシステムやバッテリー駆動の低消費無線モニタリングシステムを開発しています。

02
港湾構造物等の持続可能な維持管理DXの推進
従来の手法では点検が難しい老朽化が進む港湾構造物等の維持管理をドローン等の先端技術と人材育成を含めDXを通じて高度化します。
自律型点検・診断の仕組みを整え、地域のみなさんと協力して「みんなで守り育む“レジリエント”な港湾の維持管理」の実現を目指します。

03
コンクリート構造物の劣化予測技術の開発
橋梁やトンネルなどのインフラ構造物に対して、多点かつリアルタイムで遠隔計測が可能なセンサシステムを構築し、スマートセンシング技術を活用した劣化予測の実証研究を進めています。
構造物の内部状態を「見える化」することで、劣化の兆候を早期に捉え、予防保全を目指します。


04
DX技術を用いた公園の定量評価技術の開発
DX技術を活用し、公園の利用状況、快適性などを総合的に数値化する評価手法を開発します。客観的指標に基づき、公園群管理の高度化と住民中心の公共空間づくりを支援します。これにより、EBPM (Evidence Based Policy Making)を可能にし、人口減少社会における持続可能な都市公園群の創出に寄与します。

05
リアルタイム感染症流行予測システムの開発
感染症の流行は発生時期や規模の予測が難しく、感染者数の制御に課題があります。
本研究では、下水中に含まれる病原体の遺伝子情報をもとに、地域ごとの感染状況をリアルタイムに把握する情報基盤を構築し、感染対策やワクチン接種計画、病床確保などの意思決定に資することを目指します。

06
リビングラボを通した社会的インパクト評価手法の開発
地域の暮らしに寄り添った新技術を実装していくには、実際の生活環境の中で試行・改善を繰り返す仕組みが不可欠です。地域住民が主体的に参加できるリビングラボの仕組みを構築し、多様なステークホルダーと共に技術を“育む”場をデザインすることで、実社会で使われ続ける未来型知的インフラの創出を目指します。

